感想:「片づけられない!」「間に合わない!」がなくなる本

読書感想:「片づけられない!」「間に合わない!」がなくなる本

司馬理英子著 大和出版)

 

副題が「ADHDタイプの【部屋】【時間】【仕事】整理術」とあって、私自身ADHDかどうかはわからないけれども(調べてみたことはない)興味を持って読んでみました。

実際にADHDかどうかはさておき、体調や精神状態などで、それに近い状態はありえるとのことなので、ADHDの人に限定することなく、どんな人が読んでもOKな本ではあります。

ずっと部屋が片付かなくて困ってる自分ですが、ゴニョゴニョ言わずにまずモノを捨てろってことよねえ…わかっちゃいるけどなかなか難しいです。

片付けよりも気になったのが、「ギリギリ時間を片づける!」の章。かつて遅刻魔で、今ではだいぶ気をつけているおかげで遅刻はほとんどしませんが、ギリギリで綱渡りなことはしょっちゅう。

ちょっとでも時間にスキマがあくと、部屋にモノを詰め込むように、時間のスキマにも他の用事を詰め込みたくなります。 

 あ!これ私!

さらに友人も同じタイプなんですが、友人のあまりの遅刻、ギリギリぶりに呆れた友人の姉が、友人の様子を観察してみて一言、「あんたがいつも遅刻する理由がわかったわ、ちょっと時間できるとほかのこともしようとするんだもの」。まさにこれですよね。

友人のお姉さんのセリフを聞いて以来、スキマ時間に詰め込まないようにしようと思ったわけですが、やはりそれは正しかったのですね。

さっくり読める本ですが、うっかり者の私が気をつけるべきポイントや、参考になりそうなことがいろいろ書いてありました。まあ本のとおりにできれば苦労はないんですけどね…